丸物ネックリブ付け用脱技能ワークステーションAZF8420-Y5DF/K2/RS25

AZF8400シリーズをベースとした、丸物ネックリブ付け用脱技能ワークステーションです。上下差動送りとリブ保持装置により、丸物ネックリブ付け工程を脱技能化。高い生産性に加え、パッカリングや波うちのない安定した高品質な縫い上がりが期待できます。

上下送り歯は理想的な楕円形の軌道を描き、生地を確実に送ります。上下の生地の縫いズレがなく、薄物地や非常にデリケートな素材でも送りキズがつきません。素材に余分な圧力がかからず、カーブの箇所でも縫い目が均一です。

Yamato AZF8400 クラスは、完全シリンダー型 (筒外周: 151.5 mm) のため、生地流れが大変スムーズ。手首やネックのリブ付けや口伏せ作業なども簡単に行えます。

リブ編み地付け工程を均一に簡単に行える装置です。ホルダーの案内に完全に二つ折りにしてゆくため工程の省力化が図れます。また、バンド幅も均一に縫い付けることができます。

しかも縫い目ピッチの変更 (プッシュボタン方式) や、上下送りの作動量調節 (レバー方式) は簡単に行うことができます。

さらに、上送りの運動量はマイクロアジャスターで微調整ができます。

その上、最も大きな特徴は、 Yamato 独自の強制駆動機構により、上送りが下送りの動きと同じく完全な楕円形の軌跡を描く理想的な設計であることです。

上送りが理想的な楕円形を描く、つまり下送りと同様の機構が上送りに使用されていますので、薄物地や非常にデリケートな生地でも送りキズがありません。

Tシャツ、スウェットシャツのネックバンド付けやウエストバンド付けなど、ニット製品の丸物リブゴム地付け工程に大変効果のあるのが、 Yamato RS25装置です。

AZF8403/K2、AZF8420/K2 との併用により、一層効果を発揮します。特に、オペレーターが神経を使う、縫いハズレが起こりがちな工程とされてきたネックラインも、このRS25装置ならネックバンドはホルダーにセットするだけでふらつきがなく、身頃のハンドリングだけに集中することができます。

その上、ネックバンド、ウエストバンドをアイロンがけしなくても、ホルダーの案内で完全に2つ折りにしていくため、工程の省力化が測れます。

また、バンド幅も均一に縫い付けることができます。

もちろん、ウエストバンド付けにも効果を発揮！手口や足口などの小筒ものリブゴム地付け工程では、装置をスイングアウトさせることができますので、 AZF8400 クラスのシリンダー部での縫製が可能です。

縫製品データ例 (余裕率20%)
AZF8403&AZF8420K2RS25_縫製品データ一例_J@3x.png

ホルダー開閉用のコントロール装置が不要のため、大変シンプルな機構になっています。

RS25装置には、操作性・生産性の向上を考え、エアー式フォルダー開閉装置 (A) (B) の他に、エアー式押え上げ装置 (C)、空環切り (K2) 装置用エアーキット (D)、ダストコレクター (E) などが含まれております。

地縫い用上下差動送りシリンダー型 2本針 4本糸オーバーロックミシン

(2-01)-2本針地縫いオーバー（一般）(2148).png AZ8420_Spec@3x.png

自動空環切り装置 (縦型)

縫い始めと縫い終わりの空環を吸い込み自動的に空環をカットします。

この縦型の自動空環切り装置は、オーバーロックミシンと組み合わせて使用することを想定しています。

この装置を使用するには、別売の集塵装置等が必要です。

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