上下差動送り シリンダー型超高速度オーバーロックミシンAZF8400 クラス

Tシャツ、スウェットシャツのネックバンド付けやウエストバンド付けなど、ニット製品の丸物リブゴム地付け工程に大変効果のあるのが、 Yamato RS25装置です。

ニット製品の丸物リブゴム地付けは、縫製工程の中でも最も難しい工程の一つです。

丸物リブゴム地工程において縫製オペレーターは通常:

リブゴムを二つ折りにして保持し、
適切な切り代を保つ動作を右手で行いながら、
同時に左手で、リブゴムに一定のテンションをかけつつ、
身頃をハンドリングし続けなければなりません。
RS25を使用すれば、オペレーターは身頃のコントロールのみに集中することができます。

二つ折りにしたリブゴムは、
RS25のホルダー案内により、適切な切り代を保って保持されます。
リブゴムへのテンションはRS25のローラーにより一定に保たれます。
このため、オペレーターは身頃のハンドリングにのみ集中することができます。
オペレーターが行わねばならない動作を大幅に軽減することから、RS25により生産性が大幅に高まるとともに、パッカリングの無い高品質な縫いあがりが得られます。

オーバーロックの裾引きの際に、段縫い外れを防止する生地ガイドセットです。

通常、裾引き工程ではサイドシームの段部が定規を通過するときに生地が逃げて縫い外れの原因となっています。

この装置の一部である高感度のプローブがサイドシームの段部を確実に検知し、自動的に定規を右にスライドさせて縫い外れを防止します。

そして針数カウンタにより前もってセットされた針数をカウントし終わると、自動的に定規が元の位置に戻ります。

TCレバーにワンタッチするだけで、裾引き縫い調子でも地縫い調子でも、アプリケーションに応じて、糸のテンションを直ちに変えることができます。