オーバーロック・安全縫いミシン 「スピード & ドライ」AZ7000SDR-8 & AZ7500SDR-8 クラス

針棒機構・上ルーパー機構にドライミシンと同様の摩擦係数を大幅に低減し、熱を発生させにくいハイテク加工部品を使用。従来機に比べ、超微量の給油でスムーズな運転を実現。

また、潤滑油を強制循環させる効率の良い給油のため、最高 7,500 回転のハイスピードと耐久性が保証されます。

摩擦係数の比較

超微量給油に加え、針棒機構と上ルーパー機構に特殊シールを採用。安定した微量給油を行いながら、可動部品が露出する前にオイルシールで油を拭い取ります。拭い取られた油は、強制循環され、外部には漏らしません。

上ルーパー機構部

上メス駆動による針糸繰り機構を採用。さらにルーパー糸繰り機構とルーパータイミングにより、針糸と上下ルーパー糸がバランスの良い縫い目を形成します。

送り歯の上下運動に同調して、押えが”歩くように”前後運動し最小限の圧力で生地を送ります。余分な押え圧力がかからないので、生地のネジレや縫いズレを最小限に抑えることができ、フラットで美しい縫いあがりが得られます。

1本針ミシンにも2本針用針止めを装備しているため、1本針から2本針への切り替えが簡便に行えます。

縫製条件に応じて送り歯の前上がり、前下がりの角度調整が外部から簡単に行えます。

2つのネジで固定されている補助カバーを外すだけで、上ルーパークランクの調整が行えます。

下ルーパーの前後位置の微調整が容易に行えます。

油を吸ったホコリの飛散による汚れを防止するオーバーロックミシン用のセルフクリーニングシステムです。

ミシンに搭載されている冷却ファンの風を利用してホコリを吹き上げ、上ルーパー機構のすぐそばにある開口部よりそのホコリを回収します。
 

 

オペレーターの視界を遮らない設計で操作性が一段と向上。

針冷却装置密閉型の設計で、ホコリや異物が入らず、針冷却効果の安定が図れます。