平ベッド2・3本針偏平縫いミシン アクティブ・スレッド・コントロール付VF2500-8 シリーズ

Yamato 「ノン・ステイン技術」は、針棒等の軸部へのオイルシールの採用やカバー類で密閉することにより、ミシンの耐久性や性能を犠牲にせず、縫製不良の一大要因である「油汚れ」を防止します。生産効率のアップに貢献するとともに、製品のシミを低減することによりシミ抜きの工程を省き、経費節減に貢献します。

摩擦を軽減する新素材や特殊加工を施したハイテク素材を使用。針棒機構部等への給油量を大幅に絞ることができました。

針棒クランクから上シャフトまで強制給油。必要な箇所へ適量を給油します。

針棒、押え棒、上飾り軸にオイルシールを採用。油が必要な箇所には必要最少量の給油を行い、余分な油は回収することにより、油を外部へは漏らしません。

シリンダー部に溜まる余分な油はポンプで強制的に吸引し回収します。

縫い目ピッチの変更は、プッシュボタンでワンタッチ。プッシュボタンストッパーも採用し、意図しない縫い目ピッチの変更がないよう工夫しています。

差動レバーを上下するだけで縫製される素材にマッチした正・逆差動送りが得られます。また、鎖により膝レバー等と連結することで、ミシン回転中の差動量変更も可能です。

スウィングアウト式の滑り板と、見やすい設計のカム糸道で糸通しが容易です。また、特殊ブラシによりカムへの糸の巻きつきを完全に防止しています。

針番手交換時のルーパー前後量の調節は、ベッド後ろのカバーを外すことにより簡単に行えます。

細かいホコリも取り除くオイルフィルターを使用していますので、オイルはいつも綺麗な状態で潤滑しています。フィルター交換は外側から簡単に行えます。

ミシンが高速回転になる程、油温は高くなるのが常です。VFはプーリーの内側にあるファンでオイルベースの下に風を送り込み、湯温の上昇を防止しています。

理想のルーパー機構と飾り機構で、さらに縫い目の向上を図っています。薄物から厚物まで、素材にマッチした縫い目を形成します。