1本針 1本糸 単環スクイ縫いミシンCM シリーズ

素材および用途に応じてゆっくりとした縫い目と締まった縫い目との切り替えが、指先で簡単に行えるユニークな糸繰り機構を全モデルに標準装備しています。

糸繰り糸道 (A) を左へ移動すると締まり、右へ移動するとゆったりとした糸調子になります。

針番手の変更時は、ミシン頭部の左側にあるルーパー調節レバー (B) で、針とルーパーの隙間を常に一定にできるよう工夫されています。

無段階で「UP」「DOWN」の調整が行えます。

CMクラス全モデルに標準装備しています。

縫製する素材の風合いを生かし、目飛びの無い美しいまつり縫いを行うための爪 (D) の圧力の調整はレバー (C) のみで簡単に行えます。

さらに、作業者の目の位置から爪および突き上げ板がよく見えるので、生地のセッティングが容易に行えます。

注: CM-351、CM-352、CM-364、CM-374 のみ装備。

ダイヤル (E) を「ふかい」または「あさい」の方向へ回すことにより、すくい量の変更が行えます。

万が一ダイヤルの可動範囲で仕様生地に適したすくい量が得られない場合は、ネジ (F) を取り外しその中に見えるネジを回すことにより最適なすくい量が得られます。

スキップ調整板にあるツマミで、スキップ (1針おきに身頃をすくわない) ⇄ ノンスキップ (1針ごとに身頃をすくう) の切り替えが行えます。

注: サブモデルによりスキップ機構の無いものもあります。

アーム上部にあるプッシュボタンを軽く押し、プーリーを回すだけで縫い目の長さの調節が行えます。

アーム上にある大小2つの糸調子器にて、低速・高速を問わず、常に安定した縫い目が得られるよう研究された Yamato 独自の糸調子器を装備しました。

ルーパー軸の摺動部にフィンガーガードを装備していますので安全です。

また、生地の巻き込みや汚れの心配もありません。