Lockwelt Series 新型本縫玉縁自動機AMF Reece Series 39

モデル39APは、標準モデルの全ての機能に加え、斜めポケット作りも行えるモデルです。

独立した2つの片針停止針棒付のミシン頭部を使用しており、縫い始めと縫い終わりの差異は最大5 mm(下図参照)まで可能です。これにより、平行縫いまたは斜め縫い、フラップ付またはフラップなしのどのような玉縁作りも行えます。

モデル39APにはあらゆる用途において正確なコーナーカットが行える3組のタブナイフが付いています

左右脇ポケットの自動交互縫い、または外ポケットと内ポケットの全ての玉縁作りを連続して行うことができます。

ミシン頭部に装着された独立したDCモーターによって制御されています。

スラックス後ろ身頃などダーツ箇所の玉縁作りに最適です。単体のバキュームまたは工場内に配管されているバキューム・システムに接続してご使用ください。

縫製サイクル中に滑りにくい薄物地に最適です。この装置はキャリッジに装着され、アーム下部にサポート板クランプ(敷板)を使用しています。

敷板はキャリッジと共に前後に移動して送り効果を高め、縫製サイクル中のパッカリングを防止します。

シリーズ39の全てのモデルには、非常に簡単な操作で、完璧な玉縁作りを行うために必要な全ての設定を行えるアイコンをオペレーターに提供する、5.7インチのタッチパネル・ディスプレイが装備されています。

個々の縫製機能やパラメーターの設定により、10種類ものポケットのスタイルをプログラムすることが可能です。

ご要望に応じてシリーズ39には同じアイコンを使用したフルカラーのタッチパネル・ディスプレイをオプションで装備することもできます。 

タッチパネルの機能

1. 縫い位置の選択
2. 玉縁プログラムの選択
3. 個々の調整と機能
4. キャリッジ位置の選択
5. 糸調子・スタッカー・自動テープ 送り・糸切用機能設定ボタン
6. 玉縁の調整
7. コーナーメスの調整
8. サイクル縫い (選択玉縁ON/OFF)

標準装備されており、針糸切れ時に機械を停止させます。

標準で3セットが付いています。

身頃のセットが簡単に行え、上衣やスラックスの玉縁作りの印付け作業を省くことができます。

力芯を自動的に供給・カットするテープ送り装置です。

スタッカーには、上衣用ユニバーサルタイプとズボン用スタッカーの2種類があります。

この他に、オプションのワークリムーバー (小さな身頃用スタッカー) をラインナップしています。

ロール状プラスチック製ジッパーの左右両方を縫製サイクル中にミシン頭部の上から自動的に挿入する装置です。

縫製サイクルが終わると、ジッパーは正確な長さにカットされます。

プラスチック製ジッパーのみ使用することができます。針幅は12〜18 mm。

縫製サイクルが終わると、ジッパーは正確な長さにカットされます

簡単に開くことができ針糸通しや下糸交換が容易です。