電子制御 鳩目ボタンホールミシンAMF Reece ES-505

モデルAF

縫い終わりで針糸のみの糸切りを必要する場合のボタンホール作りに推奨されます。

ボタンホールのサイズは10〜50 mmまで、1 mm単位で調整可能です。 

モデルCT

縫い終わりで針糸・下糸・芯糸の全てを短くカットする必要があるジーンズ、カジュアル・パンツなど用途に最適です。ボタンホールのサイズは14〜35 mmまでを2つの異なる生地クランプを使用して縫製することができます

モデルLTT

ボタンホールの終わりが開いたテーラード用モデルです。縫い終わりで針糸・下糸・芯糸の全てを短くカットし、閂止め工程で全ての糸をボタンホールに引き込む場合に適しています。

ボタンホールのサイズは13〜38 mmまで。

糸残り長さはボタンホールの大きさに応じて20〜30 mmまで調節可能。

縫速度は1,500針／分～2,700針／分までタッチパネルで自由に設定できます。縫い始め・縫い終わり、鳩目箇所、そしてクロスバーの縫速度は各々別々に設定でき、難素材の場合でも品質の高い仕上りが得られます。

新設計の給油機構により機械の重要箇所への迅速かつ十分な給油を確実に行いますので、メンテナン
ス時間を短縮しました。しかも、機械には主要オイルゲージが2つ装備されています。

新開発機構は性能と寿命を高め、頭部の振動をさらに低減しました。

メインステッチカムの最適化により、機械振動がほとんどなく騒音が低減しました。

1.9 mmと2.7 mmの2つの標準かがり幅を含め、新技術ソリューションにより、かがり幅はタッチパネルの設定だけで完全に制御できるようになりました。

針糸、ルーパー糸そして芯糸は各々別々の独立した糸調子により調整することができ、もうミシン頭部を持ち上げる必要 もありません。このシステムは異なる素材でも高い縫製品質が得られ、ボタンホールの仕上がりと見栄えを向上させます。

異なる47プログラムで21種類のボタンホール組み合わせのサイクル縫いが行えます。必要な形状のボタンホール、例えば上衣に使用する全てのボタンホールを機械に入力することができ、しかも全てタッチパネル上で簡単に設定することができます。

ES-505用インデクサーは上衣の袖やジーンズの前立てに複数のボタンボタンホールを所定の間隔で縫うために設計されています。このインデクサー・ユニットはタッチパネル上で設定されたサイズと所定の間隔で自動的にボタンホールを連続して縫い上げます。

新設計のインデクサー・ユニットはクランプの後ろにあり、レース箇所へのアクセスも容易です。

クランプを交換する場合でも、インデクサー・ユニットを取り外す必要はありません。

モデルAFS: 上衣の袖用

1本糸単環縫いで長さ10～50mmまでの鳩目ボタンホールの縫製に最適です。

このモデルには難素材の場合でも縫い始めで確実に縫い目を形成する針糸つかみ装置が装備されています。

モデルCTS: 上衣の袖用
モデルCTJ: ジーンズ前立て用

両方のモデル共、針糸・下糸・芯糸の全てをボタンホールのすぐ端から糸をカットし、芯糸ありまたはなしの2重環縫いでの用途に適しています。クランプを交換することにより、長さ13～35 mmの範囲でボタンホール作りができます。

上衣の袖用のモデルCTには、針糸つかみが装備されており、特にクロスバーのボタンホールの場合、困難な縫製条件でも縫い始めで確実に縫い目を形成します。